韓国留学で下宿(ハスク)に1年間住んだ正直な感想!【メリット・デメリット】

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韓国留学、どこに住もうか悩みますよね。
私は2019~2020年の1年間、ソウル新村の下宿(ハスク)に住みながら
延世大学の語学堂に通っていました。

はんぐま

個人的には下宿で1年間生活して
本当によかったと思っています!

この記事では下宿生活の正直な感想や、メリット・デメリットをお伝えできたらと思います。

目次

韓国留学の滞在先って?

そもそも韓国留学中の滞在先には、どんな選択肢があるのか簡単にご説明します。

下宿(ハスク)

下宿とは、大家さんの管理している建物の部屋の一室を借りて居住します。
ひと昔前までは留学中の滞在先として一番人気のあった下宿ですが、
現在はコシテル・コシウォンのほうが数も利用者も多いようです。

個人の部屋はありますが、シャワーやトイレ、洗面台、食事スペースなどは共用です。
大家さんによりますが、温かい食事を提供してくれる場合もあります。
家賃に公共料金が含まれています。

コシテル・コシウォン

現在、留学する人はコシテル・コシウォンに滞在する人が一番多いです。

コシウォンは「考試院」という漢字で、元々は韓国の学生が勉強をするためのお部屋でした。
そのため部屋が狭い場合が多いです。
個人の部屋にシャワーとトイレなどはついていることが多いです。
管理人によりますが、作り置きの食事を提供してくれる場合もあります。
(ラーメンやキムチなど)

ワンルーム

ワンルームは、日本のアパートやマンションの賃貸とほとんど同じイメージです。
自分の予算と希望に合った部屋を見つけて契約します。
管理費や公共料金も使用した分を家賃とは別に支払います。
家具は備え付けのところもあるので、いい物件と出会えたら完全プライベートで快適だと思います!

契約が1年以上のところが多いのと、
保証金が安くても50万円ほどかかることが多いので(帰国の際には全額戻ってきます!)
韓国語中級者以上、長期滞在である程度貯金のある人向けかなと思います。

寄宿舎

大学が提供している在校生限定の寮です。
寄宿舎は学校に近くて、安いのにセキュリティや建物の設備がしっかりしているのが特徴です。

2~4人1室の共同生活になるケースが多いです。
共有のキッチンが付いている場合もあります。
安い学食を利用できるのはメリットですね!

しかしソウルなどの寄宿舎は人気で入寮が難しかったり、
滞在期間が1学期~2学期など長期滞在ができないケースもあります。

延世大学校内。大学の敷地内または隣に寄宿舎はあります。

韓国留学 リアルな下宿事情は?

下宿に1年間住んだ経験を基に、正直な感想をお伝えします!

私の滞在していた下宿は女性専用の下宿。門限などはありませんでした。
1か月あたり46万ウォン(約4万6000円)で食費(平日の朝・夜)と光熱費込みでした。
1か月~滞在可能だったので、短期留学で来ている人もたくさんいました。

私が住んでいた部屋は下宿内で一番狭い6畳だったと思います。倍以上の広い部屋もありました!
狭いけど窓もテレビもエアコンもあって快適でした!

下宿に住むことにした理由

前述のように滞在先の選択肢はたくさんありましたが、私が下宿を選んだのには下記の理由があります。

①美味しい韓国料理を味わいたい
②1人部屋がほしい
③韓国語を使う機会を増やしたい

①美味しい韓国料理を味わいたい
少し不純な(?)動機かもしれませんが、
韓国に住むからには美味しい韓国料理をたくさん食べたいという気持ちがありました。
異国で学校に通いながら毎食自炊できる自信はなく、外食が多くなるのも嫌だったので、
健康的な食事ができるというのも下宿を選んだ大きな理由でした。

②1人部屋がほしい
途中で留学先の語学堂を変える可能性もあるし、何が起きるかわからない韓国生活。
ワンルームよりも短期で移動がしやすい寄宿舎やコシテルもいいなと思っていました。
寄宿舎を選ばなかった理由は、1人部屋がなかったからです。
共同生活でもいいけど、完全に1人の時間は絶対にほしかったので1人で部屋を使える下宿を選びました。

③韓国語を使う機会を増やしたい
韓国語を使う機会を増やしたかったのも、下宿を選んだ理由の一つです。
私の滞在していた下宿はイモ(이모 おばさんのこと)がフレンドリーで、毎朝韓国語で挨拶してくれました。
毎日長い会話をするわけではありませんが、
時々韓国語で話せる「韓国のお母さん」のような存在は、留学中の大きな支えになりました。

はんぐま

私の滞在していた下宿は、
これらの希望はしっかり満たしてくれました!

下宿に住んだ正直な感想

下宿に住んでみて、
「1年間の留学生活で下宿に住んでみて本当によかった!
でももう1回は住まなくていいかな…」

というのが正直な感想です。

下宿に住んでみてよかったこと

毎日(休日以外)、イモが美味しいご飯を作ってくれて、
その時間に合わせて食卓に行くことで、自然と下宿の友人ができました。

留学生活の最初の頃はやはり不安もありましたし、
外国で知ってる人も誰もいなくて1人なんだ。。と思うと寂しかったです。
でもそんな時も「部屋のドアを開ければ下宿の人たちがいる」というのが心強かったです!

私の下宿は日本人が多かったのですが、それぞれが通っている語学堂の情報交換をしたり、
一緒に遊びにいったりして、帰国後の今でも仲の良い関係です。

プライバシーな空間はしっかりあるけど、部屋の一歩外に出れば共同生活って楽しそう
この感覚がしっくりくる人には下宿はとてもおすすめです!

下宿の美味しいご飯!好きなおかずを食べたい量だけ食べることができました。
「もう1回は住まなくていいかな」と思う理由

「憧れの韓国生活だ!」という気持ちが強すぎて当時は全く気になりませんでしたが、
正直下宿の共同のシャワーやトイレなどは快適ではなかったかなと振り返ると思います。
いい経験だったけれど、韓国のこともよくわかるようになった今、
もう一度長期滞在するならワンルームがいいです。

あとは人間関係です。
たまたま大家さんのイモがいい人だったので快適な生活でしたが、
相性が合わなかったらつらいかもしれません。

あと下宿で生活している人同士も、仲良くなれた人もいた一方、けっこうクセが強いなと感じる人もいました。
朝の洗面台を使う順番や、洗濯機を回す時間などでもめているのを見ることもありました。
共同生活ならでは楽しさもあれば、いざこざもあるのが下宿かなと思います。

共同生活だからこそ生まれる人間関係のいろいろは、振り返ると全ていい思い出です(笑)

韓国留学 下宿に住むメリット・デメリット

下宿に住むメリット・デメリットを簡単にまとめます。

下宿に住むメリット

・短期から滞在できる
・1人部屋がある(金額にもよるがコシウォンより広い場合が多い)
・食事がついている
・下宿に住む人同士で関わる機会がある
・韓国語を使う機会がある場合もある

下宿に住むデメリット

・シャワーやトイレ、洗面所、キッチンを共同で使わなければいけない
・食事が口に合わない可能性がある(偏食の人はきつそうでした)
・下宿に住む人同士の人間関係が面倒になる可能性がある

まとめ

下宿に住んでいた時のことを思い返して記事を書いてみました。

留学中の住まいを決めるのに、少しでも参考になったら幸いです!

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